同一の規格や資材の使用で低コストを実現している

ローコスト住宅の販売をしている業者は、価格の安さを実現するために様々な企業努力を行っており、ファミリー層を中心にニーズが高まっています。住宅の安さの理由はいくつかありますが、オーダーメードの注文住宅と異なり規格の統一化をすることで、施工期間が短縮されるのが大きな特徴です。それにより人件費が大幅に抑えられ、本体工事の費用の安さに繋がっています。

ローコスト住宅に使用される資材は当然ながら最低限の安全基準を満たしたものですが、調達費用が安価な海外製のものが多くなっています。こうした資材は、工法や住宅のデザインによりますが、国産の丈夫な資材と比べて耐用年数が短いものもあるため、購入前にどのくらい持つのか担当者から説明を受けることが大切です。

住宅に付随する工事の費用が別に掛かることもある

ローコスト住宅の購入を考えている時は、住宅そのものの見た目や住み心地はもちろんのこと、工事費用の内訳をチェックして基本料金に含まれる費用についてよく調べる必要があります。業者によっては、電気やガス、外構などの工事費用が含まれておらず、結果として高額な出費となることもあるので気を付けましょう。ローコスト住宅の販売実績が良い業者の中には、ほぼ全ての工事を基本料金内で対応しているところや、例外的なケースを除き追加料金が掛からないところもあります。そこで、トータルの住宅の費用を最小限に抑える上で、数社のカタログに目を通したり、早めに見積もりを取ったりして購入先の候補を決めましょう。

3000万の家とは、およそ3000万円の予算で建てられる住まいを意味し、一般的な注文住宅の建築予算に該当します。